昔ながらの基礎をベタ基礎に変更します。
石の上に木の束をのせるなんて、本当に職人ワザ!
けれど、虫に食われたり、手前のの様に倒れてしまっていたり。
不安定な部分もあるのです。
そして、建物の矯正をします。
こちらのお宅の北側に川が流れているせいか、長年掛けて北に4cm近く家が傾いていました。
それを全て大工職人の手で、1本1本丁寧に補正していきます。
全て真っすぐにして、施工を進めます。
今回の計画は、二部屋だったキッチンダイニングと応接間を広い一部屋のLDKにします。
そうすると今まであった部分に壁が少なくなってしまうので、その分をもう一本の梁で補うことにしました。
元々の梁は丸太なので、合わせて丸太の梁を棟梁が現場で加工します。
新築工事などのプレカットは工場で行う事が多くなっているので、
丸太梁を加工できる職人さんが減ってきています。
これぞ、職人技。
棟梁の永住大工、カッコいいです!!
元々そこにあったかの様な存在感で、これから支えて続けてくれる頼もしい一本です。
物件により施工方法などが異なりますので、最初に耐震診断をされることをオススメしています。
耐震診断は無料で行っておりますので、是非お気軽にお声掛けください。